医療法人社団 高邦会 福岡山王病院

診療科・センター

もの忘れ相談室

あなたのもの忘れが年齢によるものなのか、進行する病的なものなのかを考えます

もの忘れ相談室では、もの忘れが年齢によるものなのか、病的なもの(認知症)なのかを問診、検査によって診断します。
記憶があやふやになる…同じ話を繰り返す…やる気がでない…今までできていたことができない…なぜかやる気が出ない…時間や場所がわからなくなる…など、気になることやお困りのことがありましたら、ぜひご受診ください。

認知症の診断には、記憶障害などを調べる認知機能検査、ほかの病気とのかかわりを調べる血液検査などさまざまな検査が必要です。また、頭部CTやMRI、SPECTなど脳の画像検査が有用です。認知症の原因の中で一番多いアルツハイマー型認知症は、放置していると進行していきますし、症状がはっきりと出たころには、脳が萎縮していることも多く、現在のところ元に戻す方法がありません。しかし、今は、進行をゆるやかにする良いお薬があり、またリハビリテーションが利用できますので、初期の段階で正しく診断し、治療によって進行を遅らせることが可能です。