医療法人社団 高邦会 福岡山王病院

診療科・センター

血管外科

下肢静脈瘤に対するすべての治療が保険診療で受けられます

血管外科は循環器内科と連携して、下肢静脈瘤、静脈血栓症といった静脈疾患の治療に力を入れています。下肢静脈瘤などの静脈疾患から、下肢の血行不全の原因となる閉塞性動脈硬化症や動脈瘤などの動脈疾患まで、血管疾患に対して幅広く診療しています。
診療日時
木曜(祝日除く)
診療時間 9:00~13:00 14:00~17:00
受付時間 8:00~12:30 13:30~16:30

※診察につきましては、変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
連絡先
TEL.092-832-1100(代表)
TEL.092-832-1226(予約専用)

主な対象疾患

下肢静脈瘤、静脈血栓症、閉塞性動脈硬化症、動脈瘤ほか

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は、足の血管がコブ(瘤)のようにボコボコと浮き上がってしまう病気です。それ以外にも足がむくむ、だるい、熱感がある、痛い、寝ているときに足がつるなどの症状があります。この状態が続くと、血栓症を合併したり重症化したりして皮膚炎や潰瘍などになる場合があります。特に女性に多い傾向がありますが、長時間の立ち仕事も悪化の原因と考えられており、男性の患者様も少なくありません。

最新の治療法:医療用ボンドを使用するベナシール治療

ベナシール治療は、医療用の接着剤を静脈瘤の中に注入してふさぐ方法です。従来の手術方法では、少数ですが神経障害や深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)などの合併症が起こることがありました。しかし、ベナシール治療では血管を焼灼させることはないので、これらの合併症がほとんどありません。この治療で使用するシアノアクリレート系の瞬間接着剤は、これまでも医療用として血管内治療や皮膚接着などに広く使われており、ようやく2020年に下肢静脈瘤の治療に保険診療として認められました。

費用は従来のレーザー治療などとほとんど変わらず、通常の保険診療として治療を受けることができます。
この治療法は、「下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会」が定める施設基準および実施医基準をクリアした認定医しか実施できないため、まだ少数の施設でしかできない治療法です。当院は九州初の実施施設として認可されました。
当院ではベナシール治療といった最新の治療法だけでなく、ストリッピング、レーザー(高周波)治療、硬化療法、内視鏡下手術 (SEPS)、また静脈ステント治療などすべての治療が行えます。
患者様、個人個人の病態に合わせて最適の治療法を考えていきます。もし気になる症状がありましたら、紹介状などは要りませんのでお気軽にご来院、ご相談ください。

また、他の病院で診断されたが、もう一度確認のために話を聞いておきたいという方もご相談ください(こちらも紹介状などは不要です)。