バースセンターについて
About the Center

安心・安全な無痛分娩

バースセンターでは、陣痛による痛みを和らげながらも、できる限り自然なお産をめざした無痛分娩（硬膜外麻酔分娩）を行っています。 安全かつ確実な分娩をめざして、産科医、麻酔科医、小児科医、助産師が連携して分娩に臨む必要性があり、分娩予定日を事前に設定する計画分娩を行っています。

最終的な入院日（分娩予定日前日）は、妊婦健診で母体と胎児が分娩に適した状態かを判断して決定しています。 当日は、担当助産師が専従し、母体・胎児の安全を確認するため、胎児心拍と陣痛などをモニターします。

無痛分娩（硬膜外麻酔分娩）

硬膜外麻酔分娩とは、背中から硬膜外腔というところに細い管を入れて、その管から麻酔薬を入れることで、陣痛による痛みを和らげる方法です。陣痛の程度や分娩の進行に合わせて、麻酔薬の量や濃度を調節して出産までの痛みを和らげます。 お一人おひとりに合わせて麻酔薬の調節を行うことによって、痛みの少ない分娩が可能となりますが、分娩の進行や痛みの感じ方には個人差があり、場合によっては痛みが残る可能性があります。 一般的に、硬膜外麻酔で使用する薬剤は胎児への影響はないと考えられています。 ご本人の意識は保たれており、お腹の張りも感じますし、いきむこともできますので、しっかりと自分でお産をしたという満足感は通常のお産と変わりありません。しかしながら、麻酔の影響で陣痛やいきむ力が弱くなり、吸引分娩等の補助が必要になることがあります。 無痛分娩をご希望の方は、最終妊婦健診までに麻酔科による説明があります。 麻酔の合併症や副作用についても、麻酔科医がその際に説明します。

無痛分娩をお考えの方は以上の内容をご理解いただき、原則として妊娠12週までに主治医とご相談の上、お申し込みください。 予約状況によりましては、ご希望に添えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

無痛分娩について興味がある方や事前に知りたい方は、日本産科麻酔学会無痛分娩Q＆Aをご参照ください。

福岡山王病院は、JALA無痛分娩関連学会・団体連絡協議会（The Japanese Association for Labor Analgesia ） 「情報公開に積極的に取り組んでいる無痛分娩取扱施設」に登録しています。

無痛分娩費用

　無痛分娩費用　
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