関節外科センター
下肢の関節症の治療・手術・リハビリテーションに特化した
診療センターです
最新設備を駆使して原因を精査し、一人ひとりの症状や生活背景に応じた治療法で、痛みのない歩行を取り戻すお手伝いをします。
- 診療日時
- 月~土曜(祝日除く)
診療時間 9:00~13:00 14:00~17:00
受付時間 8:00~11:30 13:30~15:30
※診察につきましては、変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。 - 連絡先
- TEL.092-832-1100(代表)
TEL.092-832-1226(予約専用)
対象となる主な疾患
関節症(変形性膝関節症、特発性骨壊死症など)、膝靱帯損傷、半月板損傷、膝軟骨損傷
主な手術・治療
- 関節鏡手術
- 高位脛骨骨切り術
- 人工膝関節置換術
- 膝周囲骨切り術
- 靱帯再建術
- 半月板縫合術
- 自家骨軟骨移植術
- 自家培養軟骨移植術 など
佐伯センター長による膝関節の治療は患者様の生活背景、年齢、病態に応じて選択しています。まず、初期の治療は装具療法、薬物療法、運動療法を主体とした保存療法より開始します。
手術治療は先進医療であるナビゲーションを用いた人工膝関節置換術を行っています。また、膝関節温存を目的とした骨切り術、靭帯再建術など、幅広い年齢層や活動レベルに応じて行っています。さらに、自家培養軟骨移植術は、再生が不可能であるとされていた硝子軟骨を培養、増殖させ移植するという画期的なものです。
従来法では治療が困難であった大きな軟骨欠損症や離断性骨軟骨炎に適応効果を認めています。また、当センターでは自家培養軟骨移植術に独自の方法で半月板縫合術、十字靱帯再建術、高位脛骨骨切り術、膝関節制動術を同時に行っています。これにより多くの症例に適応を拡大し、手術件数は本邦ではトップとなっています。また、臨床成績も良好な結果が得られ、患者様は元の生活やスポーツ活動、趣味に復帰をされています。
この結果を解剖学的基礎研究、術式、臨床成績で検討し、日本整形外科学会、日本膝関節学会、日本スポーツ整形外科学会、日本人工関節学会、日本Knee Osteotomy and Joint Preservation研究会、アメリカ整形外科学会と国内のみならず海外でも積極的に報告しています。佐伯センター長による関節外科センターには、膝関節の機能再建と温存を希望される患者様が九州、沖縄、山口、西日本地域はもとより東日本地区、北海道からも来院されています。