医療法人社団 高邦会 福岡山王病院

診療科・センター

眼科

幅広い眼科疾患に対応し、視能訓練士によるリハビリテーションも実施します

眼科では、白内障の手術のほか、目のかゆみや目やにの原因となる結膜炎などの炎症性疾患や、視野が狭くなり視力が低下する緑内障、網膜疾患の画像診断など幅広い眼疾患に対応して診療を行っています。
特に、日本における失明原因の上位である糖尿病網膜症は早期発見・治療が大切な疾患であり、その診断と治療は内科と連携して、病気の進行程度に応じてレーザー治療や硝子体内注射を行っています。
視力低下を自覚しやすい疾患から自覚症状に乏しい疾患まで対応しております。お気軽にご相談ください。
診療日時
月曜~土曜日(日・祝日除く)
診療時間 9:00~13:00 14:00~17:00
受付時間 8:00~12:00 13:30~16:30
※宇野医師:木曜午後の診察は、予約制です。
※水曜午後の受付時間は、14:00~16:00です。
※吉冨医師の診察日は、事前にお問い合わせください。
※診察につきましては、変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
連絡先
TEL.092-832-1100(代表)
TEL.092-832-1226(予約専用)

白内障について

白内障は水晶体が濁る病気で、一度濁ると元に戻ることはありません。原因のほとんどは加齢によるものですが、糖尿病・アトピー性皮膚炎・先天性・ステロイドなど薬剤・外傷などで起こることもあります。

症状

水晶体の濁りが強くなると、かすみ・まぶしさが増して視力が低下します。白内障が原因で視力が低下すると、眼鏡をかけても見やすくはなりません。

治療

日常生活に支障がない程度であれば、進行を遅らせる目薬を使って経過をみます。しかしながら、目薬で進行を完全に止めることはできません。視力が低下し、仕事や日常生活に支障を来す場合や、運転をする方で、運転免許更新に必要な視力(0.7)以下になる場合は手術が必要となります。

手術

3mm程度の切開創から濁った水晶体を砕いて吸引し、アクリル製の人工水晶体を挿入する手術(超音波水晶体乳化吸引術・眼内レンズ挿入)を行います。基本的に局所麻酔です。
手術は日帰りで行うことが多いですが、入院ご希望の場合は、基本的に片眼で2日間、両眼で1週間程度となります。

眼内レンズの種類と機能

眼内レンズは焦点が1つの「単焦点眼内レンズ」と焦点が2つ以上ある「多焦点眼内レンズ」に分類されます。
どちらのレンズを選ぶかは、患者様の眼の状態やライフスタイルよって異なりますので、手術前にしっかり話し合い、理解した上で手術を行います。
  • 単焦点眼内レンズ(※保険診療の対象)
    焦点(ピント)調節機能がなくなるため、焦点が合う範囲が1点になり、同時に複数の距離にピントが合いません。 このため、術後は眼鏡が必要です。遠くに焦点が合っている場合は近くを見るための老眼鏡が、近くに焦点が合っている場合は遠方用の眼鏡が必要になります。
  • 多焦点眼内レンズ(※選定療養の対象)
    多焦点眼内レンズは、最初から複数の距離にピントが合い、近くも遠くもはっきりと見えるようになります。見えにくい距離がある場合は、眼鏡が必要ですが、単焦点レンズよりも眼鏡の使用頻度は低くなります。(費用の詳細は医師、スタッフにお尋ねください)

手術後の経過

水晶体の濁りをとり、透明な眼内レンズを挿入することで視力は回復します。ただし術後も眼鏡は必要ですので、手術の約1ヶ月後に作製します。術後は充血、ごろごろ感などの症状がありますが、1~2週間程度でおさまります。感染を防ぎ、炎症を抑えるためにしばらくは点眼治療を行い、定期検診を受けていただきます。