乳腺外科
乳房温存を基本に適切な治療を提案しています
乳腺疾患や乳がんの診断、治療を行っています。
3.0テスラMRIやCTなどを駆使して精度の高い診断を行い、適応症例には、術前化学療法を実施します。
乳がん手術では、乳房温存療法を基本とし、切除の場合は、形成外科と連携して乳房再建を含めた治療計画を立てます。マンモグラフィは女性臨床放射線技師が撮影します。
3.0テスラMRIやCTなどを駆使して精度の高い診断を行い、適応症例には、術前化学療法を実施します。
乳がん手術では、乳房温存療法を基本とし、切除の場合は、形成外科と連携して乳房再建を含めた治療計画を立てます。マンモグラフィは女性臨床放射線技師が撮影します。
- 診療日時
- 月・金曜(祝日除く)
診療時間9:00~13:00
受付時間8:00~12:30
火・木曜(祝日除く)
診療時間9:00~13:00 14:00~17:00
受付時間8:00~12:30 13:30~16:30 - 連絡先
- TEL.092-832-1100(代表)
TEL.092-832-1226(予約専用)
対象となる主な疾患
乳腺疾患(乳腺症、乳腺線維腺腫、乳腺炎、など)、乳がん、など
乳腺外科の診療
乳房のしこり、乳頭からの分泌物など乳房に関するどのような症状でも、気になる方はご受診ください。
マンモグラフィ(乳房撮影)や超音波検査で早期に乳がんを発見することが可能です。マンモグラフィを撮影する放射線のスタッフは全員女性ですので、安心して受診していただけます。
当院のマンモグラフィは、検診精度管理の線量・画質基準を満たすマンモグラフィ検診施設に認定されています。
マンモグラフィ(乳房撮影)や超音波検査で早期に乳がんを発見することが可能です。マンモグラフィを撮影する放射線のスタッフは全員女性ですので、安心して受診していただけます。
当院のマンモグラフィは、検診精度管理の線量・画質基準を満たすマンモグラフィ検診施設に認定されています。
乳がんの罹患率と年齢
乳がんは日本人女性のがん罹患率が最も高いがんです。
乳がんに罹患する年齢は他のがんと比べると比較的若く、40歳代、50歳代にピークがあります。
乳がんに罹患する年齢は他のがんと比べると比較的若く、40歳代、50歳代にピークがあります。
乳がんのリスクファクター(危険因子)
- 閉経後の肥満
- 飲酒習慣
- 早い初潮・遅い閉経
- 出産歴がない
- 遅い初産
- 授乳歴がない
- 乳がんの家族歴
- 以前に良性乳腺疾患に罹ったことがある
乳がんとまぎらわしい病気
■ 乳腺症
30歳代から40歳代に多くみられます。主に卵巣から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンの異常が関与して、しこりをつり、痛みを伴います。これらの症状は月経前に強くなります。
■ 乳腺線維腺腫
乳房の良性腫瘍で10歳代の後半から40歳代に多く起こります。
ころころとしたしこりで触るとよく動きます。診断が確定されれば特別に大きくない限り、治療は必要ありません。
■ 乳腺炎
乳汁のうっ滞に細菌が感染することによって起こる乳腺の炎症です。しこりに痛みを伴います。腫れて赤くなったり、膿が溜まったりすることもあります。
30歳代から40歳代に多くみられます。主に卵巣から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンの異常が関与して、しこりをつり、痛みを伴います。これらの症状は月経前に強くなります。
■ 乳腺線維腺腫
乳房の良性腫瘍で10歳代の後半から40歳代に多く起こります。
ころころとしたしこりで触るとよく動きます。診断が確定されれば特別に大きくない限り、治療は必要ありません。
■ 乳腺炎
乳汁のうっ滞に細菌が感染することによって起こる乳腺の炎症です。しこりに痛みを伴います。腫れて赤くなったり、膿が溜まったりすることもあります。
主な高度医療設備
乳がんの検査
- ■ センチネルリンパ節シンチグラフィ
SPECT-CT装置のフュージョン画像により、立体的かつ高精度にセンチネルリンパ節の位置を把握できます。 - ■ 3.0テスラMRI
日本最高水準の磁力を持ったMRIです。造影剤を使用し、乳がんの診断を行います。
- ■ PET-CT
乳がんのリンパ節転移や遠隔転移などの診断ができます。
- ■ リニアック
身体の外からX線や電子線などの放射線を当ててがん治療を行う装置で、身体に傷をつけずに治療が可能です。乳房温存療法後など乳がんの治療にも広く用います。
乳がんの診断・治療の流れ
マンモグラフィや超音波検査で問題なければ、経過を観察しますが、もし乳がんが疑われる場合は病理検査を行い、乳がんの診断を確定します。また、MRIを使用して細胞を採るかどうかの判断材料にする場合もあります。当院では最新式の3.0テスラMRIを導入して高精度の画像診断を実施しています。
乳房温存療法
乳がんの手術では乳房温存療法を基本としています。手術中にがんから最初に転移してくるセンチネル(見張り)リンパ節の病理検査を行います。また、乳房を切除する場合は、形成外科と連携して再建を考えます。(一部保険診療可)
乳がんから少し離れた所から正常の乳腺も含めて乳がんを切除します。
手術中にγ線プローブを用いて、センチネルリンパ節を高精度で検出し、低侵襲で摘出して術後の合併症を防ぎます。その後、術中迅速病理診断を行います。
術前の検査で腫瘍の大きさや広がりを調べ、乳房温存療法か乳房全摘などの手術法を決めていきます。
乳がんから少し離れた所から正常の乳腺も含めて乳がんを切除します。
手術中にγ線プローブを用いて、センチネルリンパ節を高精度で検出し、低侵襲で摘出して術後の合併症を防ぎます。その後、術中迅速病理診断を行います。
術前の検査で腫瘍の大きさや広がりを調べ、乳房温存療法か乳房全摘などの手術法を決めていきます。
先進的検査(保険外診療)
- ■ OncotypeDX
ホルモン陽性乳がんで、病理組織を用いて再発スコアを調べ、抗がん剤治療を行うかどうかを決定します。 - ■ 遺伝子検査(BRCA)
BRCAは家族性乳がんの原因遺伝子の一つです。ご希望の方には遺伝子カウンセリングや検査を紹介します。