医療法人社団 高邦会 福岡山王病院

診療科・センター

呼吸器内科

肺や気管支の疾患に対して内科的診療を提供します

空気は吸うと鼻から咽頭・喉頭・気管・気管支を通って肺に入り、そこで血液に酸素を供給しますが、それらに関わる臓器が呼吸器です。
呼吸器内科が診る疾患はさまざまありますが、発熱、咳嗽(せき)、喀痰(たん)が続く、胸部X線撮影で異常が疑われる、血痰が出る、労作時や安静時に息切れを認める場合など、呼吸器疾患が疑われた場合はご遠慮なく来院されてください。必要に応じて検査を行い診断、治療を行います。
当院は受診当日に胸部CT撮影が行えます。肺がんが疑われた場合は迅速に検査を行い、気管支内視鏡検査が必要な場合は患者様の身体的負担を少なく行うよう努めています。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎(肺線維症)などの疾患は重症化しますと血液中の酸素飽和度が低下します。早期に診断し、適切な治療方針を立てることが大事になります。
 
診療日時
月曜(初診のみ)
診療時間 9:00~13:00 
受付時間 8:00~12:30 

火曜・水曜・木曜・金曜(午前:初診・再診、午後:再診のみ)
土曜(再診のみ)
診療時間 9:00~13:00 14:00~17:00
受付時間 8:00~12:30 13:30~16:30

※診察につきましては、変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
連絡先
TEL.092-832-1100(代表)
TEL.092-832-1226(予約専用)

対象となる主な疾患

肺がん、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎・肺線維症、肺炎(細菌性、非定型、誤嚥性)、非結核性抗酸菌症、気管支拡張症、胸膜疾患(中皮腫、気胸、胸膜炎(膿胸))、サルコイドーシスなど

当院で行っている主な検査

喀痰細胞診検査、気管支鏡検査、経気管支肺生検、64列マルチスライスCTを駆使した肺がん検診、PET-CT検査、各種呼吸機能検査、エルゴメーターを用いた運動対容能検査など多岐にわたる検査を行っています。

診療の特徴

厚生労働省の特定疾患(難病)に指定されている特発性肺線維症(間質性肺炎)やサルコイドーシスなど比較的まれな疾患に対しても多くの臨床経験を有しています。
肺がんに対して、呼吸器外科、放射線センターと協力して診断と治療(手術、化学療法、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を用いた内科的治療、放射線療法)を行います。