医療法人社団 高邦会 福岡山王病院

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2025.07.25

7/16(水)RKBテレビ「タダイマ!」に内尾英一アイセンター長が出演しました

7/16(水)、アイセンター長の内尾 英一医師が、RKBテレビ「タダイマ」に出演し、「目の日焼け」に関するインタビューに答えました。

夏本番。福岡では7月、8月の紫外線量が1年で最も多くなります。
内尾医師は、目の日焼けのリスクについて「紫外線は害ばかりで目にいいことはなく、外傷に近い。
目の皮がむけると寝れないくらいものすごく痛くなったり、見えなくなったりします」とその怖さを語りました。



目の日焼けが引き起こす疾患には次のようなものがあります。
●急性:雪眼炎(雪目)
紫外線で角膜の表面が傷つくと、雪眼炎になり、細菌感染によって角膜炎を引き起こすことも。
角膜炎は症状が長引き、視力が完全に戻らないこともあります。濁ったり乱視になったりすることも。

●慢性:翼状片
白目が黒目に入り込む現象が起きます。
内尾医師は、「5年、10年かかってだんだんと入っていく、ゆっくり進行するので分からない」
「痛みはないが最終的にはすごく見えにくくなる。黒目が白く濁ってしまうので乱視になって、眼鏡をかけても見えない、コンタクトも入らない」と深刻な状態になることを指摘しました。
薬では治らないので治療は手術しかありません。

番組では、予防策としてサングラスの着用が紹介されていました。
内尾医師によると普段使いはレンズの色が薄いものがいいということです。

この時期は紫外線から目を守ることが大切です。
紫外線を浴びすぎたと感じたら、早めにご受診ください。

番組の内容は、RKBテレビのWEBサイトでご覧いただけます(外部リンク)。